肥育ホルモン剤不使用のビーフカレー|東京ビーフカリー

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最近では健康志向の方も増えてきていることもあり、「自然食品」や「オーガニック食品」というキーワードを日常的に目にするようになりました。

しかしながら、食肉においてみなさんが目にする情報は「牛」「豚」「鶏」といった動物の違いや「生産国」の違い程度であることがほとんどです。

そんな食肉において、健康意識が高い方の間で話題になるのが「ホルモン剤」の話です。

今回はこの「ホルモン剤」である「肥育ホルモン」についてとりあげてみます。

肥育ホルモンとは?

肥育ホルモンとは、すごく簡単に言うと牛を「短期間で肥大させるためのホルモン剤」です。なぜそのような「ホルモン剤」を投与するかというと、早く牛を大きくして出荷するためです。

地球の人口は増加を続け、それに伴い食肉の需要も増える一方です。この高まり続ける需要に応えるためにこのような畜産方法が主流になっています。

肥育ホルモンを投与された牛のお肉は体に悪い?

これは様々な議論があります。

WHOは「人体に影響が出るほどではない」という見解を出していますが、EUでは禁止されています(※後述)

生産者や消費者の「考え方」や「価値観」、どんな角度から評価するかによって賛否が分かれるところです。

多くの国では投与OK

アメリカ、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドといった食肉輸出大国のほとんどが肥育ホルモンの投与を認めています。

ただし、各国はあくまで利用を許可しているだけで、実際に投与するかどうかは農場の判断によって決められています。

EUでは「肥育ホルモン投与されたお肉」は禁止

EUの獣医公衆衛生に関する科学委員会では、肥育ホルモン剤が人間の健康を害するリスクがあるとの見解を示しています。

そのため、EUでは1981年から家畜に対し「成長促進効果のあるホルモン剤の投与」を禁止しています。

これはEU加盟国全てに適用され、輸出入においてもこのルールが適用されています。

東京ビーフカリーのグラスフェッドビーフは肥育ホルモン不使用

東京ビーフカリーでは主にニュージーランド産、オーストラリア産のグラスフェッドビーフ(牧草牛)を使用しております。

生産国に限らず肥育ホルモンや抗生剤の投与はされていないお肉になります。

 

前述のとおり「人体に悪い影響がある」とは言い切れないものの、やはり「自然」にはこだわりたいという思いがあるため、使用は控えています。